米大統領補佐官、プーチン露大統領の西側非難に反論

サリヴァン米大統領国家安全保障問題担当補佐官は２１日、プーチン露大統領が対ウクライナ戦争については西側諸国が悪いと主張していることにつき、プーチン氏が攻撃を止めれば、戦争はすぐに終わると反論した。

サリヴァン米大統領補佐官が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

サリヴァン氏は、「プーチン大統領はもうしばらく、ウクライナにおける戦争では、ロシアではなく西側が悪いのだという主張を行っている。その主張を調べる簡単な方法がある。もしロシアがウクライナで戦うのを止めて家に帰れば、戦争は終わるのだ」と指摘した。

同氏はまた、反対に、ウクライナが戦うのを止め、米国と連合国がウクライナ支援を止めたら、ウクライナが地図から消滅するとも指摘し、それが自ずと、誰がこの戦争に責任を負っているかを示していると発言した。

その上で同氏は、「これは選択された戦争であり、プーチンが戦うことを選んだのである。彼は、そうしないことも選び得たのであり、彼は今も戦いを止めて家に帰るという決定を採択することができるのだ」と指摘した。