ロシアはミサイル使用の戦術を変えた=ウクライナ空軍

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は19日、ロシア軍は最近ミサイル使用の戦術を変えたとし、以前は約2週間に1回大規模攻撃を行っていたが、現在は発射数を減らした上で、ドニステル川や南ブフ川に沿った軌道で低空で飛ばしていると指摘した。

イフナト報道官がテレビ番組出演時に発言した。

イフナト氏は、「敵は夜の攻撃も利用し始めた。夜間ミサイルで攻撃する。というのは、以前は夜間はシャヘド(編集注:イラン製自爆型無人機)で、朝は大規模ミサイル攻撃だったからだ。今回は、敵はそのミサイルを河川で隠している。ミサイルを地面ぎりぎりまでできるだけ低くして、そうすることで潜在的に撃墜してくる可能性のある防空システムを何とか回避するために、ドニステル川と南ブフ川を利用している」と発言した。