レズニコウ宇国防相、ウクライナ防衛支援会合を総括

レズニコウ宇国防省は14日、ブリュッセルで開催された第9回ウクライナ防衛問題コンタクトグループ会合(ラムシュタイン会合)につき、満足を表明した。

レズニコウ氏が同会合後の短時間の記者会見の後にNATO本部で発言した。

レズニコウ氏は、「私は今日のラムシュタイン会合に非常に満足している。今日、会合の際に54か国の代表団が大きな席についていた。つまり、反クレムリン連合は拡大しているのだ。私は、これが戦場での勝利までウクライナへの完全なサポートだ、というメッセージをはっきりと聞いた」と発言した。

同市はまた、この会合の際の重要なフレーズは、支援に関連して「迅速」「適時」「安定」だったと指摘し、ウクライナ軍への装備提供、部隊全体による提供機材扱いの訓練が話し合われたと伝えた。同氏は、オースティン米国防長官が「ウクライナは勝たねばならない」と発言したと伝え、その主張は非常に確固としたものだったと指摘した。

さらに同氏は、「ストルテンベルグ氏(NATO事務総長から非常に重要なメッセージを聞いた。これは演説の際に皆が共有したものだ。彼は、誰かがウクライナへの支援提供のリスクについて話し始めた場合、実際には、そこにあるのは『悪が勝つかもしれない』という1つのリスクだけだ、というものだ。それは、その他の全体主義体制にとって非常に示唆的な例となり得る。だから、世界はウクライナがこの戦争に勝てるように支援しなければならない。平和と将来の安全のために。それは共通の利益だ、というものだ」と発言した。

同氏はまた、今回の会合では、西側の軍事支援の使用における透明性・報告責任に関する個別の報告書が発表されたと伝えた。

同氏は、「西側諸国の社会には、全ての供給された武器が戦場で使われていることに疑いは起きないはずだ。今日報告書が出された。私たちが使用している現代的NATOシステムに関する検査に関するものも含まれる。私たちは、必要があれば、ウクライナへ来て、調査し、現場、彼らの国の武器のある大隊なり部隊なりのところまで来るよう招待した。唯一、セキュリティ上のルールで、彼らが例えば、戦場まで来る準備があるかどうかという制限はある。大丈夫なら、私たちは彼らにどのような文書も渡す準備がある」と発言した。

その他同氏は、トルコの人々に対して、多大な犠牲者の出た凄惨な地震につき哀悼を表明し、ウクライナの救助隊が現在トルコで活動していることを喚起した。