ウクライナはロシアの黒海における制海権を剥奪した=レズニコウ宇国防相

ウクライナのレズニコウ国防相は、ロシアが大規模な構成を仕掛けてきた場合のウクライナ南部のリスクについて、ロシア軍がオデーサを制圧するには黒海の制海権が必要だが、ウクライナ軍によってそれは剥奪されていると指摘した。

レズニコウ氏がオデーサにおける記者会見時に発言した。11日、ウクライナ海軍広報室が フェイスブック・アカウントで発表した

レズニコウ氏は、「私たちは、ロシアから黒海の制海権を剥奪した。特に、ウクライナの『ネプトゥーン』使用され、皆が知っている巡洋艦『モスクワ』が海底に沈んでからだ」と発言した。

同時に同氏は、現在対艦ミサイル「ハープーン」が配備されており、ロシア占領軍が海からオデーサに接近するためのチャンスは全くないと指摘した。

同氏はさらに、陸路でオデーサに接近することもできていないとし、現在敵はドニプロ川左岸に追いやられており、敵自身が橋やポンツーンを破壊しており、川が強力な防壁となっていると指摘した。

他方で同氏は、ウクライナ南部の(ドニプロ川)左岸領土には、敵が武器、総武、人員を補充することができており、そこにはより大きな緊張があると発言した。