ゼレンシキー宇大統領、バフムートを明け渡すつもりはないと明言

ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、ウクライナ軍が激しい攻防の続く東部ドネツィク州バフムートを明け渡すつもりはないと発言した。

ゼレンシキー大統領がウクライナEU首脳会談後の共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「誰もバフムートを明け渡そうとはしていない。可能な限り戦う。バフムートは私たちの要塞だと思っている。(中略)武器がより早く届けば、具体的には、長射程武器が届けば、私たちは、バフムートから撤退することがないばかりか、私たちは2014年から占領されているドンバス地方の脱占領も始めることになる」と発言した。

同氏はまた、ウクライナはそのために必要なものを具体的に把握しており、「その道において私たちとともにある」全ての国に感謝していると発言した。

なお、3日、キーウでは、第24回EUウクライナ首脳会談が開催されている。