ロシア軍、ウクライナ東部クラマトルシクの集合住宅をミサイル攻撃 死者3名

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ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は1日、同国東部クラマトルシクの中心部の集合住宅にミサイル攻撃を行った。

ドネツィク州軍行政府のキリレンコ長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

キリレンコ氏は、「2時間前、ロシア占領軍がミサイルにて、市の中心部の集合住宅を攻撃し、完全に破壊した」と伝えた。

国家非常事態庁は、2日7時の時点で死者3名、負傷者18名(内8名が病院へ搬送)、2名が救出されたと発表した。

近くの自動車で発生した火災は消火され、非難した住民が暖をとるための臨時施設が設置されたという。

1日夜、ゼレンシキー宇大統領は、フェイスブック・アカウントにて、今回の攻撃につき「集合住宅、ミサイル攻撃。民間人が亡くなり、瓦礫の下にいる。それは歴史の繰り返しではない。私たちの国の生活の日々の現実なのだ。絶対的悪と領土が接している国にとっての。類似の悲劇が繰り返される可能性をゼロにするために、その悪を克服しなければならない国にとってのだ」と書き込んだ。

またゼレンシキー氏は、遺族に対して哀悼を表明し、「必ず罪人全員を見つけ出して罰する。彼らに恩赦の資格はない」と強調した。