ウクライナ軍報道官、東部ソレダールからの撤退につき説明

ウクライナ軍東部管区のチェレヴァティー報道官は、ウクライナ軍がドネツィク州ソレダールから撤退したことにつき説明した。

チェレヴァティー報道官がウクルインフォルムに伝えた。

チェレヴァティー氏は、数か月にわたる集中的な戦闘の後、ウクライナ軍がソレダールの近郊の陣地に撤退したことを認めた。

同氏はその際、「防衛戦力の兵員の命を守るためにソレダールから撤退し、事前に準備していた防衛ラインを強化した。ソレダールの防衛者たちは、真の偉業を実行したのであり、敵が3〜5倍優勢であるにかかわらず、陣地を強固に維持していた。彼らは、敵の人員に甚大な損耗を与えたのであり、それは侵略国の2回のチェチェン戦争に比するこのできるものである」と発言した。

なお、軍事専門家のチェルニク氏は、ロシアの傭兵集団「ヴァグネル(ワグナー)」は、バフムートとソレダールの戦闘で、同集団の全体の戦力の約3分の2である約4万人を失ったと評価している。

写真:MAXAR