露軍ミサイル着弾のドニプロ市の死者数12名、負傷者64名に

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14日、ロシア軍のミサイル攻撃を受けたウクライナ南部ドニプロ市では、これまでに死者数が12名、負傷者数が64名に上っている。

レズニチェンコ・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

レズニチェンコ氏は、「すでに9名の死者であり、その中には15歳の女児も含まれる・64名が負傷、内59名が病院へ搬送され、残りは自宅で療養している。ロシアのミサイルは、ドニプロの何十もの家族に悲しみをもたらした。報いの時は訪れる」と書き込んだ。

その後同氏は、「すでに12名の無辜の(むこ)の人々がロシアのミサイルに命を奪われた」と報告した。

写真:ミコラ・ムヤシコウ/ウクルインフォルム

また同氏は、着弾現場で人々が瓦礫のしたから人々を救う姿の動画を公開し、「あなた方は信じられない人々だ」と賞賛した。

ウクライナ大統領府のティモシェンコ副長官は、本件につき、着弾した建物からは、37名が救出され、その内6名が児童、負傷者は64名で、その内14名が児童だと伝えた。

これに先立ち、14日、ロシア軍は、ウクライナ各地に新たな大規模ミサイル攻撃を実施。ドニプロ市では、集合住宅にミサイルが着弾していた

写真:国家非常事態庁