東部ドネツィク州を巡る激しい戦いが続いている=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、ドネツィク州を巡る激しい戦いが続いているとしつつ、敵は自らの最大の戦力を同方面へと投入する中、ウクライナ側は防衛を続けていると伝えた。

ゼレンシキー大統領が13日夜の動画メッセージで発言した

ゼレンシキー氏は、「ドネツィク州を、バフムートとソレダール、クレミンナ、私たちの国の東部のその他の町や村を巡る激しい戦いが続いている。敵はその方面へと自らの最大の戦力を集中しているが、私たちの戦士、ウクライナ軍やその他の防衛・治安戦力は、国家を守っている」と発言した。

同氏はまた、勇敢かつ強靭に課題を遂行している軍人たちに謝意を表明した。

さらに同氏は、ソレダールにて敵の殲滅を行っている国防省情報総局特殊部隊「クラーケン」の軍人や、バフムート防衛を行っている情報総局外国人部隊や「シャーマン」部隊の軍人に対して謝意を伝えた。

その他同氏は、「全面戦争324日で、ロシアにとっては全てが変わっている。彼らは、そこで、何らかの戦術的前身が誰のおかげかといったことで互いに争っている。それは、敵の失敗に関する明確なシグナルだ。そして、占領者にさらに圧力をかけ、敵にさらに大きな損失を与える上での、私たち皆にとってのさらなる刺激でもある。最前線、そしてその他の全ての私たちの前線でそれを実現している皆に感謝している」と発言した。

また同氏は、対外情報庁や保安庁(SBU)の職員たちに対しても謝意を伝えた。