キーウは引き続きロシアの第1目標=ウクライナ空軍報道官

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は26日、ロシア占領軍はウクライナの重要インフラへの攻撃を続けており、彼らの第1目標は引き続きキーウだと発言した。

イフナト報道官がウクライナのテレビ番組「統一ニュース」への出演時に発言した。

イフナト氏は、「敵は重要インフラ、とりわけキーウ市とキーウ州の燃料・エネルギー分野を攻撃している。そこに向けて占領者は最大数の巡航ミサイルを向かわせている」と発言した。

同氏はまた、空軍は毎日、自らの敵目標物破壊の能力を補完し続けているとし、しかし、それでもまだ撃墜手段が不足していると指摘した。

そして同氏は、「残念ながら、必ずしも100%の無人機を破壊できているわけではない。なぜなら、それらは巡航ミサイル同様、防空を迂回するようプログラムが組まれているからだ。しかし、ご覧のように、(編集注:撃墜の)結果は、75%、85%、90%、時には100%となっており、それは人々が自らの課題を専門的にこなしている結果である。何よりも、それはウクライナ空軍の地対空ミサイル部隊、それから航空部隊、特に戦闘機、また現在ほぼ全ての防衛戦力に配備されて、無人機を銃や携帯式地対空ミサイルシステム(MANPADS)で破壊している機動攻撃隊だ。これらの人々に、ウクライナ国民全員の生活、特に新年の夜がかかっている」と強調した。