ロシア軍の前日のウクライナ南部ヘルソン州への攻撃で16名死亡

過去24時間のロシア軍によるウクライナ南部ヘルソン州への攻撃で、3名の国家非常事態庁職員を含む16名が死亡、64名が負傷した。

25日、ヤヌシェヴィチ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

ヤヌシェヴィチ氏は、「ロシア占領者は、ヘルソン州を71回砲撃した。榴弾砲、多連装ロケットシステム、迫撃砲で攻撃した。敵は、州都(編集注:ヘルソン市)を41回攻撃した。侵略者は大規模砲撃でヘルソン市の中心部を襲った。民間人が死亡し、民間の建物が破壊された。また、敵の攻撃は産業施設、医療施設、民家、集合住宅にも着弾した」と書き込んだ。

また同氏は、過去24時間、ロシア軍はヘルソン州で16名の住民を殺したとし、その内3名はベリスラウ地区で地雷除去作業をしていた国家非常事態庁職員だと指摘した。また、64名が負傷したと伝えた。

これに先立ち、24日朝、ロシア軍は、ヘルソン市中心部に対して砲撃を行っていた

ゼレンシキー宇大統領は、同攻撃につき、「テロ国家は、『ルスキー・ミール(ロシアの世界)』を民間人砲撃の形で届け続けている。ヘルソンの土曜の朝、クリスマスイブ、町の中心部のことだ。それは軍事施設ではない。これはルールに従った戦争ではない。これはテロだ。これは脅迫と満足のための殺人だ」と発言している。