クリミアの部隊、ウクライナ軍との戦いを拒否=報道

2014年よりロシアにより占領されているウクライナ南部クリミアの第127情報旅団(ロシア軍)の大隊が、ウクライナと対峙して戦うことを拒否したことがわかった。

ロシアの独立系記者によるテレグラム・チャンネル「アストラ」が軍人の親族が渡した同部隊指揮官の注意令を公開した

親族たちは、戦闘を拒否した軍人たちの所属する大隊の指揮官に対する厳重注意令だと伝えた。

戦闘を拒否したのは、クリミアの軍事基地第67606を拠点とする第127情報旅団の大隊だという。また、親族たちによれば、拒否した大隊は今もウクライナ領(政府管理地域)に駐留しているという。

戦闘を拒否した軍人の親族の一人は、「拒否したのは、損耗が非常に多いからだ。彼らは無駄死にしたいとはおもっていない」と伝えた。