「ロシアが核兵器を使えば、ロシアは消滅するだろう」=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、もしロシアが核兵器を使えば、世界は今のような形ではなくなり、ロシア連邦は消滅するだろうとの見方を示した。

ゼレンシキー宇大統領がキーウ(キエフ)を訪問したサケラロプル・ギリシャ大統領との会談後共同記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「私は、ロシアは21世紀になって、非常に重要な歴史的出来事を共にした隣国、概して、自らの存在の始まった隣国に対して戦争を始めたのだと思っている。私は、ロシアはこの戦争を始めておいて、もうこの戦争に敗北したとのだと思っている。時間の問題だ」と発言した。

同氏はまた、ウクライナは自由のために闘っているとし、「私たちは自分の大地にいる。戦争は一方的なものだ」と発言した。

さらに同氏は、ロシアが他者の大地に来たのであり、その点で現在の戦争は侵略であり、そのことは世界全体に認められているとし、そのため「私たちの領土一体性の回復は時間の問題だ」と強調した。

その他同氏は、ロシアによる核兵器の使用については「(核兵器を)使用したら、それが核戦争、第三次世界大戦であることを示すことになる。そうなれば、何を話すことができようか? 第三次世界大戦になったら、その後のことには何の違いがあろうか? それについて話す意味はあるだろうか? もしロシアが核兵器を使えば、私たちが今生きている世界は存在しなくなる。つまり、全く異なる世界となるのであり、その世界には核兵器を使った国は絶対に存在していない。私は、そのことを全くもって確信している」と強調した。

同氏は、ロシアが核兵器を使用した場合、ロシア国内のプロセスに破滅的な影響をもたらすだろうとし、「彼らは自国も、国内の政治的立場も維持できないだろう。私は、彼らが自国内の革命的なプロセスに対処していくことになると思っている」と述べた。さらに同氏は、そのためロシアが核兵器を使うというシナリオを真剣に検討することは難しいが、他方で、ロシアの政治軍事首脳陣が私たちの大地で行ってきた行動を、まともだとか、本当に軍事的に必要だとかと呼ぶことも困難だと指摘した。