ロシア軍は大規模攻撃に高性能ミサイルを使用=ウクライナ空軍

ウクライナ空軍司令部のイフナト報道官は、ロシア軍は10日朝のウクライナへの大規模ミサイル攻撃にて高性能ミサイルを使用したと発言した。

イフナト報道官がテレビ番組出演時に発言した。

イフナト氏は、「敵は、高性能ミサイルを使用している。そのミサイルとは、Kh-101やKh-555であり、カスピ海から戦略爆撃機により発射されている。また、黒海、イスカンデル、S-300、トルナードからミサイル『カリブル』が発射されている」と発言した。

さらに同氏は、10日11時40分時点で、ウクライナ領へと83弾のミサイルが発射され、その内43弾が撃墜できたと伝えた。その際同氏は、その情報は常に更新されていると指摘した。さらに同氏は、ウクライナにある防空システムがそれほど多くないことを考慮すれば、撃墜の割合は高いと指摘した。

また同氏は、ミサイル「カリブル」の値段は1弾600万ドル、Kh-101は1弾1300万ドルだと発言した。