被占領下ヘルソン市でロシア占領政権幹部殺害

ロシアによる占領の続くウクライナ南部ヘルソン市にて30日、ロシア占領政権の自称「軍民行政府副長官」が殺害された。

フラン・ヘルソン州議会議員がフェイスブック・アカウントで報告した

フラン氏は、「占領者たちは朝からショックを受けている。(編集注:以前殺害された)ジュラウコの列に、治安担当の第一副長官も加わった。アレクセイ・カテリニチェフだ」と伝えた。

また、ヘルソン州の地元メディアは、フェイスブック・アカウントにて、ロシアのプロパガンダを参照しつつ、カテリニチェフ氏はロケット(あるいはミサイル)攻撃で抹殺されたと伝えている

同メディアは、この人物は、ロシア連邦保安庁(FSB)の人物で、露ヤロスラヴリ州からヘルソン州に今年8月に到着し、ヘルソン州違法「政府」に加わっていたのだという。

攻撃は、カテリニチェフ氏の住んでいた部屋に対して行われたという。

なお、これに先立ち、9月25日、対敵協力者として知られていた、元ウクライナ最高会議議員(地域党)のオレクシー・ジュラウコ氏がホテル滞在時にウクライナ側の砲撃を受けて死亡したことが伝えられていた。