ウクライナ軍外国人部隊へは55か国から参加=報道官

ロシア連邦の対ウクライナ侵略を受けてウクライナ軍に創設された「外国人部隊」には、55か国から志願者が参加している。

13日、マグル・ウクライナ防衛外国人部隊報道官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

マグル氏は、「私たちには全大陸、55か国からの代表者がいる。ブラジルや、韓国、オーストラリアといった遠い国からの者もいる」と発言した。

同氏はまた、国別で最も多いのは米国籍者と英国籍者だとし、続いてポーランド国籍者、カナダ国籍者、その後は様々な国の代表者だと指摘した。地域別で特に多いのは、バルトと北方諸国、とりわけフィンランド出身者が多いと発言した。

同時に同氏は、外国人部隊参加者の総数については機密事項であるとし発表しなかった。

給与についての質問に対して、マグル氏は、外国人部隊はウクライナ軍の一部であり、予算は国防費から当てられていると述べ、「それは居住費、兵の給与、武器、弾薬への全ての支出が当てはまる」と発言した。同時に、同氏は「私たちは、追加的な慈善費用が、例えば西側の民間ドナーから出ている。様々なプラットフォームで集められた資金を私たちは、自分たちの戦士の装備のみに当てている。それはウクライナ軍が拠出するスタンダードな軍事パッケージには入っていないが、戦場で必要で、ウクライナの国家のチャンネルを通じては資金が当てられていないものである」と説明した。