露:拘束者交換はメドヴェチュークが仕事をしている

ペスコフ・ロシア大統領報道官は、人道問題作業部会の業務が継続することへの期待を述べつつ、プーチン露大統領の親戚であるヴィクトル・メドヴェチューク氏がこの件で積極的に活動していると述べた。

12日、ドミトリー・ペスコフ・ロシア大統領報道官が、ジャーナリストからのロマン・スシチェンコ記者とウクライナで断罪されているロシア国民との交換はあり得るか、との質問に対し、このように答えた。ロシアのタス通信が報じた。

ペスコフ報道官は、「人道問題を解決するグループがある(編集注:ミンスクで定期的に開催されている、ウクライナ・OSCE・ロシアと武装集団代表からなる三者コンタクト・グループ会合の下部組織、人道問題作業部会のことを指す)。メドヴェチューク氏がかなり積極的にこの問題に関わり続けている(編集注:メドヴェチュークの実娘の宗教上の代父がプーチン露大統領。クチマ大統領政権時の大統領府長官)。あなた方は、成功した試みを知っているであろう。いくつかの(拘束者の)交換がすでに行われている。私たちは、この活動が継続することを期待している」と述べた。

12日、これに先立ち、スシチェンコ記者の弁護士であるマルク・フェイギン氏は、現在重要なのはロシアとウクライナの拘束者交換プロセスを再開させることだと述べ、また、例として、国家反逆罪で断罪されている、以前ウクライナ政府で通訳をしていたスタニスラウ・イェジョウ氏との交換が考えられると指摘していた。