ウクライナ、ロシアに対して政治囚解放を要求

ロシアは、オレフ・センツォフ映画監督やロマン・スシチェンコ・ウクルインフォルム記者をはじめ、ロシア領内で拘束するウクライナ国民政治囚全員を解放しなければならない。

セルヒー・キスリツァ外務次官、ウクライナ代表団代表が、ワルシャワで開催されているOSCE人的側面履行会合のオープニング式典のそれぞれの発表にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

キスリツァ次官は、「私たちは、偽の断罪に抗議して120日間ハンガーストライキを続けるオレフ・センツォフの健康状態を懸念している。私たちは、全てのパートナー国に対して、ウクライナの政治囚解放を支持するよう呼びかける。これは、スタニスラウ・クリーフ活動家、オレクサンドル・コリチェンコ活動家、ロマン・スシチェンコ・ウクルインフォルム記者らにも関わるものである」と述べた。

キスリツァ次官は、ロシアは4年以上ウクライナに対する軍事侵略を行っており、それにより1万以上の死者が出ていることを喚起し、「今日も砲撃・銃撃は続いている」と指摘した。

また、次官は、ロシアは、被占領地で人権侵害を継続していると述べた。

次官は、ウクライナ領でのロシアの犯罪には、全ての国際機関、特にハーグの国際司法裁判所等が注意を向けなければならないと協調した。