ウクライナの8人の怪力、世界最大の輸送機「ムリーヤ」を約4メートル動かす

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ウクライナの8人の怪力たちが330トンある世界最大の輸送機「ムリーヤ」を引っ張り、4.3メートル動かした。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

動かした時間は1分13秒。8人は、国内記録を樹立した。

怪力連盟のセルヒー・コニュショク会長は、「飛行機『ムリーヤ』は、現代ウクライナのシンボルだ。そして、私たちの怪力たち、『ボハティル』(編集注:ウクライナの民間伝承に出てくるキーウ・ルーシ時代の屈強な戦士の名から)たちもまたシンボルだ。私たちは、自らの全ての力をウクライナ30周年のために本当の意味で発揮する」とと発言した。

写真:ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム

ムリーヤ牽引に参加したヴォロディーミル・レクシャさんは、最も気にしていたのは雨だったと言う。「かなり滑るんじゃないかと、心配だった。でも、大丈夫だった。正直に言えば、スタート地点に立ったらもう、雨だとか、ムリーヤが後ろにあることだとかは忘れていて、記録のために全力を尽くすことに集中していた。負荷を感じたのは、全てが終わってから、足の全筋肉がつって、呼吸ができないことに気づいた時だ。正直に言えば、もう少し先まで進めると期待していた。しかし、聞いただろう。300トン以上だ。数ミリの石でさえ、チーム全体に影響し得るのだ」と発言した。