ウクライナ独立記念日の東京パラリンピック開始は同国代表にとって象徴的=倉井駐宇日本大使

倉井高志駐ウクライナ日本国大使は、ウクライナ独立記念日である8月24日に東京パラリンピックが始まるのは、ウクライナ代表団にとって象徴的なことだと発言した。

倉井大使がウクルインフォルムにコメントした。

大使は、「8月24日に東京パラリンピックが始まる。ウクライナのパラリンピック代表団は非常に強い。独立ウクライナが初めてパラリンピックに参加した1996年のアトランタ大会以降、同国代表は毎回メダル獲得数を増やしており、2016年のリオデジャネイロ・パラリンピックでは、(編集注:メダル獲得数で)世界で3位となった。それは、選手、コーチ、試合を応援する人々それぞれの人生における勝利を示すものであると同時に、国家としてのウクライナの強靭さを示すものでもある。私は、その点に大きな敬意を抱いている」と発言した。

大使はまた、8月24日以降、東京で「ウクライナのパラリンピック選手一人一人の人生の勝利の瞬間」を待ち望んでいるとし、またそれが試合を見ている人々に大きな勇気を与えるだろうと発言した。さらに大使は、「その日はウクライナにとって非常に重要な日、ウクライナ独立記念日でもある。それはウクライナのパラリンピック選手にとってさらに力となるだろう。がんばれ、ウクライナ!」とウクライナの選手たちへの応援メッセージを伝えた。