【レスリング】銅メダルのチェルカソヴァ 「息子に約束した五輪メダルを持ち帰れて幸せだ」

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3日、レスリング女子68キロ級で3位となったウクライナのアラ・チェルカソヴァ選手が銅メダル獲得の気持ちをコメントした。

ウクライナ国家オリンピック委員会広報室がチェルカソヴァ選手のコメントを伝えた

チェルカソヴァ氏は、これまでの10年間の努力を振り返りつつ、「息子に約束したオリンピックのメダルを持ち帰れることが、信じ難いぐらい嬉しい。長い選手生活の中、多くの人が私のそばにいて、言葉や行動で私を支えてくれた。全ウクライナと神にこの褒賞につき感謝している。調整するのは困難だったが、しかし私は、闘う準備ができていた。なぜなら、もしかしたらこれが私の選手人生における最後の6分となるかもしれないと理解していたからだ」と伝えた。

なお、3日、東京オリンピックでレスリング女子68キロ級の3位決定戦が行われ、ウクライナのアラ・チェルカソヴァが日本の土性沙羅を破り、銅メダルを獲得していた。

これにより、ウクライナが東京オリンピックで獲得したメダル数は、7個(銀1、銅6)となっている。