キーウ中心部にてクリミア・タタール旗の行進実施

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キーウ(キエフ)市内中心部フレシチャーティク通りにて、クリミア・タタール旗の日に合わせて数百人の人々が行進を行なった。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

更新参加者は、巨大なクリミア・タタール旗を手に持ち行進を行なった。参加者の中には、クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」代表のレファト・チュバロフ氏の姿も見られた。

写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム

参加者たちは、「クリミアはウクライナだ」とシュプレヒコールをあげた。

また、クリミア・タタール旗を自動車の車体に結びつけて市内を回る人々も見られた。

その他、同日、ウクライナ外務省の建物前にて、ウクライナ国旗と並び、クリミア・タタール旗が掲げられた。

掲揚式に参加したジェパル(ジャパロヴァ)外務第一次官は、「この日は、ウクライナの外交官一人一人にとって非常に象徴的な日だ。なぜなら、この日は、私たちのウクライナのクリミアを巡る闘いの日だからだ。私たちはこの旗を今日掲げるが、この旗は一年を通じて外務省の建物に掲げられている。しかし、今日は、統一の行動として、この闘いを一人一人の外交官が日々続けていくことを示すべく、クリミア・タタール旗は、世界中のあらゆるところで掲げられ続けるのだ」と発言した。

ジェパル氏は、今年の6月26日は単にクリミア・タタール旗の日というだけでなく、クリミア・タタール民族大会第2回「クルルタイ」開催から30周年記念日でもあるとし、クルルタイは抵抗の象徴となり、民主的プロセスの場となったのだと発言した。

外務省前の写真:外務省