被占領下クリミアで27の報道サイトがアクセス禁止 ウクルインフォルムも

クリミア人権保護グループは、被占領下クリミアでアクセスが禁止されているサイトは現在少なくとも27あると報告した。

クリミア人権保護グループがモニター結果をフェイスブック・アカウントにて伝えた

今回のモニター分析により、クリミアにおける12の自治体の少なくとも12のプロバイダーにて、20以上のウクライナのサイトへのアクセスがブロックされていたことがわかったという。アクセスが禁止されているのは、ウクルインフォルム、ツェンゾール.ネット、QHA、スレド.ネット、情報抵抗、UAinfo、黒海ニュース、アポストロフ、グラフコム、ホロウネ、市民ラジオ、報道調査センター、詳細、ストリチカ、トネト、TSN、デポ、ウクラインシカ・プラウダ、PBKウクライナ、週の鏡、ヘルソン・デイリーだったという。

その他、リンケディン、クリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」、エホバの証人、ウクライナ一時的被占領地再統合問題省、イスラム解放党のウェブサイトもアクセスが禁止されていたと発表された。

今回の調査は、2021年2月〜3月にクリミアの12の自治体で実施されたもの。