リヴィウ市にて新年マランカ祭の写真展開催

写真・動画

リヴィウ美術センターにて、25日より、新年マランカ祭の写真展が始まった。

写真展の主催は、ウクライナ国内の考古学的、民俗学的に価値のある場所を発見して、文章・動画・写真で伝えるマルチメディアプロジェクト「Ukraїner(ウクライナー)」。リヴィウ美術センター広報室が伝えた

主催者たちは、「今回の展示は、Ukraїnerとリヴィウ美術センターの共同プロジェクトです。壁には、調査の際に撮られた写真や、ブコヴィナ地方のカーニバルでマランカ参加者が身につけた仮面や羽が展示されています」と伝えた。

展示は、1月25日から2月14日まで開催される。

マランカとは、ウクライナのブコヴィナ地方とハリチナ地方にて旧暦の正月の前夜(1月13日、14日)に行われるお祭り。マランカでは、動物や民謡の登場人物の姿に変装した人々が、民家の周りを練り歩き、健康や繁栄、家族の幸せを祈願したり、新年の歌を歌ったりする。

Ukraїnerによるマランカ紹介動画(英語字幕あり)

Ukraїnerは、ウクライナの様々な地方の遺跡、文化、人々を調査し、文章、動画、写真でウクライナ国内外に紹介するボランティア・プロジェクト。同プロジェクウトは、外国語への翻訳も進められている。

写真:マルタ・リュビウ、ウクルインフォルム