露裁判所、クリミア住民3名に13〜18年実刑判決

ロシアの裁判所は12日、2019年6月にクリミアにて拘束されたクリミア・タタール人3名に13年から18年の厳格収容所収容の実刑判決を言い渡した。

リュドミラ・デニーソヴァ最高会議(国会)人権問題全権がフェイスブック・アカウントにて伝えた

デニーソヴァ氏は、「クレムリンの弾圧システムは、ウクライナ国民に対する粛清を継続している。ロストフ・ナ・ドヌーの南部軍管区裁判所は、クリミアのビロヒルシキー地区住人であり、2019年6月10日に『テロ活動実施』と『イスラム解放党』への参加の容疑で拘束されたクリミア・タタール人に対して違法な判決を下した。ロシアの裁判所はたった今、クリミア・タタール人のエンヴェル・オメロフ氏に18年、リザ・オメロフ氏に13年、アイデル・ジャパロフ氏に16年の厳格収容所での懲罰刑という自由剥奪を言い渡した」と書き込んだ。

また同氏は、判決によれば、それぞれが最初の2年間は監獄にて拘束されることになると説明した。

同氏は、今回の判決は違法であり、国際法規範に反するものだと強調した。

写真:デニーソヴァ人権問題全権(フェイスブック)