ゼレンシキー大統領、国内各地域住民に向け個別に新年あいさつ クリミア住民向けは露語で

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ゼレンシキー大統領は、ウクライナ各地域の住民に個別に新年のあいさつを行った。とりわけ、ロシアに占領されているクリミアの住民に向けたものは、ロシア語で行われた。

クリミア住民向けの大統領メッセージは、2日、アントン・コリネヴィチ・クリミア自治共和国ウクライナ大統領代表がフェイスブック・アカウントにて公開した

ゼレンシキー大統領は、「あなた方が私たちと一緒でないうちは、私たちの喜びは常に不完全だ」「クリミアのないウクライナは、輝きや美味しさ、心地よさが足りない」と発言した。

大統領はまた、「私たちがいずれ一緒になることを、私は信じている。クリミアは、ウクライナなのだから」とメッセージを締めくくった。

今回の大統領の新年のあいさつは、国内各地域に向けたものが個別に公開された。

ドネツィク州向け動画では、大統領は、平和を祈願した。

ルハンシク州向け動画でも、大統領は平和の到来を祈願しつつ、ルハンシク市にて地元サッカーチームの試合を観戦しながら、「炭鉱ケーキ」を住民と一緒に食べられる日が来ることを祈願した。

写真:大統領府