クリミア・タタール語文学フェスティバル「クリミアのイチジク」開催

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12月26、27日、国営企業「クリミアの家」主催のクリミア・タタール語文学フェスティバル「クリミアの家」(Qırım inciri)が開催された。インターネットを通じて、キーウ(キエフ)や被占領下クリミアの人々が参加し、パネルディスカッションが行われた他、様々な文学賞の受賞者が発表された。

クリミアの家がフェイスブック・アカウントで発表した

発表によれば、26日、「クリミアのイチジク」文学コンテストにて、クリミアに関するウクライナ語作品、クリミア・タタール語による散文や詩の作品、クリミアを題材にした児童向け文学作品、ウクライナ語からクリミア・タタール語への文学作品翻訳、クリミア・タタール語からウクライナ語への文学作品翻訳といった各ジャンルの受賞者が発表された。

また、両日、様々なテーマでのオンライン・パネルディスカッションが行われた。議題「クリミア・タタール人は世界に何をもたらしているか」では、クリミア在住のジャーナリストのリリヤ・ブジュロヴァ氏やクリミア・タタール民族代表機関「メジュリス」第一副代表のナリマン・ジェリャル氏、エミネ・ジャパロヴァ(ジェパル)第一外務次官などが参加した。

なお、今年の文学コンテスト「クリミアのイチジク」は、7月23日から11月22日まで作品募集が行われ、計284作品が送られたと発表されている。