個人事業主、防疫制限措置に反対する抗議集会 警察と小競り合い

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15日、キーウ(キエフ)市中心部にて、数千人の市民が新型コロナウイルス防疫措置に抗議する集会を開催している。現在、フレシチャーティク通りの交通が遮断されている。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

集会参加者は、個人事業主や経営者であり、現在施行されている防疫制限措置や、1月に導入予定の強化防疫措置への抗議の意を表明している。

参加者は、独立広場にてテントを設置しようとしたところ、警察官がこれを阻止。これにより、集会参加者と警察官の間で小競り合いが発生。警察官は、催涙ガスを使用した。

警察は、テレグラム・チャンネルにて、現在フレシチャーティク通りは大規模集会開催の関係で交通が一時的に制限されていると伝えた

内務省広報室は、警察は独立広場の法秩序回復のために予防措置をとっていると説明するとともに、集会参加者に対して、平和的フォーマットを維持するよう呼びかけていると伝えた

なお、最高会議(国会)は、1日、多くの個人事業主が反対していた特定の個人事業主の物品・サービス売却時のレジ機能機器の使用義務の発効時期を延期させる法律を採択。7日、ゼレンシキー大統領が同法に署名している。

写真:アナトリー・シリク、オレクシー・ダヴィデンコ