アンドリー教会、5年間の改修終了 訪問客受け入れ再開へ

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2020年12月、約5年間にわたり行われていたキーウ(キエフ)市内のアンドリー教会の改修が終わり、訪問客受け入れを再開する。

2日、文化情報政策省広報室が伝えた

改修後のアンドリー教会を視察したトカチェンコ文化情報政策相は、「全ての絵画、イコン、イコノスタシスが修繕され、細部の清掃、床の研磨も行われた。配電・配管も変わり、新しい照明・暖房システムが設置され、空気循環や窓も変わった。ところで、18世紀の壁の当時の色は、ドイツの技術者がコンピューターを使った分析によって判明させたものだ。最終的な配色の確定と塗装の前に、36回の試験が行われた」と発言した。

トカチェンコ氏は、今回の改修はただ修繕されたのではなく、建造320周年にあたる今年に向けて、建造当時の建築家バルトロメオ・ラストレッリの最初の決定や見方を明らかにするものであったと指摘した。

写真:文化情報政策省