キーウ大学と5つの学校が休校へ 新型コロナ拡散受け

キーウ(キエフ)市では、5つの学校、2つの幼稚園とタラス・シェウチェンコ記念キーウ国立大学が休校・休園に入る。

9日、ヴィタリー・クリチコ・キーウ市長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

クリチコ市長は、「キーウでは、5つの学校が生徒の間で感染が出たことにより休校に入る」とし、自主隔離に入ったクラスが増えており、173の学校の501の暮らすが遠隔授業に移行していると伝えた。

また、市長は、市内では454人の生徒、349人の教師が新型コロナウイルスに感染したと発言した。

幼稚園に関しては、53の幼稚園のうち62のグループが休みに入っており、2つの幼稚園が休園となったと発表された。

更に、市長は、キーウ国立大学は、学内感染の拡大を受け、大学全体が完全に遠隔授業に移行したと発表した。市長は、「学長が命令に署名した。大学の防疫封鎖は10月23日まで続く」と説明した。