オデーサ映画スタジオ、歴史映画『ハジベイ要塞』の予告編を公開

動画

オデーサ映画スタジオは、ウクライナ南部オデーサ市の歴史を描いたウクライナ、トルコ、ジョージア合作映画『ハジベイ要塞(Фортеця Хаджибей)』の予告編を公開した。

制作を支援するウクライナ国家映画庁が発表した

舞台は、18世紀のロシア・オスマン戦争(露土戦争)時の黒海北岸。「ハジベイ」とは、ロシア帝国が「オデーサ」と改名する前のその町の名前である。その地で、ウクライナ・コサックのアンドリーは、イスタンブルへと重要な情報を届けることになっていた。そのために、彼は恋人であるトルコの美女ファティマの父を牢獄から解放しなければならなくなる。若い二人は、危険な作戦を始める。

映画の制作には、ウクライナ国家映画庁の支援を受けているオデーサ映画スタジオを中心に、ジョージアのジョージアン・インターナショナル・フィルム、トルコのAISIフィルム、ウクライナのテルノーピリ映画委員会、インサイトメジアが参加している。

監督は、コスチャンティン・コノヴァロウ氏。ジョージアのミルザ・ダヴィタヤ氏やトルコのエルダル・クチュク氏、オンデル・アスル氏らがプロデューサーとして参加している。出演は、オレクサンドル・ソコロウ、デレン・タル、イラクリー・マルアシュヴィリ、カテリーナ・シェウチェンコ、ユルダエル・オクル、オレフ・シモネンコ、オレクサンドル・ポロヴェツら。

撮影は、オデーサ州のビルホロド・ドニストロウシキー要塞や黒海沿岸、ドナウ川などで行われたとのこと。

ウクライナでの上映開始は2020年10月15日となると発表されている。

写真:24局