ウクライナの新型コロナ感染者のうち4000件以上が医療従事者=保健相

ウクライナでは、新型コロナウイルス感染(COVID-19)確認事例のうち約4000件が医療従事者の感染である。

マクシム・ステパノウ保健相が25日、ICTV局の番組「表現の自由」出演時に発言した。

ステパノウ保健相は、「大変残念なことながら、確かに全体の約20%の医療従事者が感染しており、現時点で4111名の医療従事者が新型コロナウイルスに感染している」と発言した。

記者が、どうしてウクライナの医療従事者がCOVID-19に感染しやすいのかと尋ねると、大臣は、ウクライナの病院は感染拡大が始まった時点で、「コロナウイルス感染症のような挑戦に退治する準備ができていなかった」と発言した。

なお、5月26日9時時点のウクライナのCOVID-19累計確認数は2万1584件。死亡事例は計644件となっている。