反汚職裁判所、汚職対策機関にヴェネジクトヴァ検事総長の捜査開始を義務付け

高等反汚職裁判所は、政権幹部の汚職犯罪捜査を行う国家汚職対策機関(NABU)に対し、イリーナ・ヴェネジクトヴァ検事総長の不正な資産申告についての捜査を登録することを義務付けた。

28日、本件を申請していた活動家のセルヒー・ステルネンコ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた

ステルネンコ氏は、「高等反汚職裁判所は、捜査官が行動しないことについての私の要請を受け入れ、NABUに対して、私の要請にもとづいた刑事捜査を開始することを義務付けた。私は、イリーナ・ヴェネジクトヴァ検事総長の不正な資産申告(1万ユーロの時計と給与発生の兆候のある市民団体への帰属)に関して要請を出していた」と伝えた。

ステルネンコ氏は、捜査登録後、汚職追求調査報道番組「スキーム」にて報じられた、ヴェネジクトヴァ検事総長のアパート賃貸・利用に関する情報の資産申告不掲載についても、分析を行なっていくと伝えた。