クリチコ・キーウ市長、市内のCOVID-19確認状況を説明

キーウ市では、新型コロナウイルス感染(COVID-19)事例の56%が男性の罹患である。

28日、ヴィタリー・クリチコ・キーウ市長が記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

市長は、「私たちが計算したところ、新型コロナウイルス感染の確認された事例のうち、女性が44%で574件、男性が56%で724件となっている。また、児童が80名で、内訳は男児が43名、女児が37名。(中略)医療従事者の罹患が120件で、これは(市内確認事例全体の)9%にあたる。教会従事者が179名であり、これは全体の14%となる」と発言した。

市長はまた、キーウ市内感染事例を患者の年齢別に見ると、17歳以下が80件(6.2%)、18〜29歳が205件(15.8%)、30〜49歳が最も多い年齢層で564件(43.4%)、50〜64歳が301件(23.2%)、65歳以上が148件(11.4%)であると説明し、高齢者の方が防疫措置上のルールをよりよく守っていることになると指摘した。

なお、4月28日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、9410件、キーウ市での累計確認件数は1298件となっている。