クリミアの新型コロナ感染確認事例76件に=人権保護活動家

被占領下クリミアでの新型コロナウイルス感染(COVID-19)の確認事例は計76件となった。

22日、クリミア人権保護グループがセヴァストーポリ市占領政権の情報を参照して伝えた

発表には、「クリミア半島領内では、76件のコロナウイルス感染が確認されている。25件がセヴァストーポリ市内で、51件が残りのクリミア領内で確認されたものだ」と書かれている。

同グループは、セヴァストーポリ市の占領政権代表者が、4月22日時点で新たに6件の感染事例が確認されたと発表したことを伝えた。

また、同グループは、「クリミアにおけるCOVID-19検査実施に関する情報には矛盾があり、検査結果受け取りまでの期間が不明確である(入院事例から判断して、4日間から14日間までばらつきがある)。検査結果を伝えられなかった患者もいる」と指摘した。

その上で、グループは、クリミアにおけるCOVID-19検査レベルが低いことから、COVID-19に関するいわゆる「公式」の数字はいずれのものも不正確であるコメントした。