ウクライナ国内研究所、国産の新型コロナ検査システムを開発

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ウクライナ国家科学アカデミーの分子生物学・遺伝子学研究所は、新型コロナウイルス感染(Covid-19)検査システムの開発を完了した。

25日、ユーリー・ポリュホヴィチ教育科学第一次官がフェイスブック・アカウントに書き込んだ

次官は、「PCRベースのCovid-19診断テスト・システムが開発され、完全に利用できる準備が整った。このシステムは、登録が終わり、99.9%の精度が確認されている」と書き込んだ。

次官は、このシステムではPCR一つのテストのコストは250フリヴニャで、海外のものだと370〜450フリヴニャとなるとして、コスト面の優位性を指摘した。

また、次官は、研究所は国家から35万フリヴニャを受け取って、600の検査用のテストキットを準備し、保健省のジトーミル州研究所と市民健康センターに送ったと伝えた。

同時に次官は、予算が増やされれば、更なる増産が可能であり、10〜12日以内に5万のテストキットを準備することができると伝えつつ、「そのために必要なのは資金だ」と説明した。

写真:ポリュホヴィチ教育科学次官(フェイスブック)