キーウにて統一の日イベント開催

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22日、キーウ(キエフ)市内のパトナ橋にて、数十人の市民が、ウクライナ統一の日を記念した「人間の鎖」イベントを開催した。

ウクルインフォルムの記者が伝えた。

イベント参加者は、ウクライナ人民共和国と西ウクライナ人民共和国の当時の格好をして国名の書かれた旗を掲げながら、ドニプロ側の両側からパトナ橋の中心に向かって歩き、中心部で出会う、というパフォーマンスを行なった。

写真:イェウヘン・コテンコ/ウクルインフォルム

参加者は、これにより「人間の鎖」を作り、1919年のウクライナ人民共和国と西ウクライナ人民共和国による、統一ウクライナの創設を象徴的に喚起している。

人々は手に火のともったランプを持ち、国旗で体を包み、太鼓を鳴らしながら歩いた。

子供たちも参加し、参加者は楽しそうにイベントを実施していた。

なお、ウクライナでの最初の「人間の鎖」は、1990年1月、キーウとリヴィウを繋いで行なわれた。

1990年以降、毎年1月22日には、1918年1月22日の中央ラーダ政権による第4宣言(ウニヴェルサル)の採択と、1919年1月22日のウクライナ人民共和国と西ウクライナ人民共和国の統合を記念して、「人間の鎖」が実施されている。