ザ・ウィーク誌、「2019年の顔」にゼレンシキー、トランプ、ジョンソン、トゥンベリらを選出

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英字誌ザ・ウィークは、2019年を代表する人物の一人に、ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領を選んだ。

同誌の12月27日発刊分「2019年の顔」に掲載される

同誌の風刺画に掲載された人物は、2019年に話題となった世界の政治家や活動家など12人。

その中の一人が、ウクライナ大統領のヴォロディーミル・ゼレンシキー氏と米大統領のドナルド・トランプ氏となっている。二人は、ミサイルを巡ってもめている様子が描かれており、現在の米大統領弾劾手続きの引き金となった、トランプ氏による対ウクライナ防衛支援停止を示していると思われる。

その他、米大統領弾劾手続きの開始を宣言した米下院議長のナンシー・ペロシ氏、弾劾手続きを巡るスキャンダルのきっかけを担うジョー・バイデン元米副大統領、トランプ氏の顧問弁護士のルドルフ・ジュリアーニ氏が描かれている。

その他、ロバート・ムラー特別検察官による米大統領選へのロシア介入疑惑の捜査報告書にて疑念を向けられたウィリアム・バー米司法長官(彼は絵の中で通称ムラー・レポートを燃やしている)、エリザベス・ウォーレン民主党議員(マサチューセッツ)、ボリス・ジョンソン英首相、習近平中国主席、16歳の環境活動家グレタ・トゥンベリ氏、米バスケットボールのロサンゼルス・レイカーズ所属レブロン・ジェムス選手(NBAと中国の対立で中国の味方についたと言われている)、サンタクロースの格好をしたウラジーミル・プーチン露大統領の姿が見られる。

12人は、ロシアの冬の赤の広場らしき場所に一堂に会している。