米ニューヨークタイムズ紙、クリミア抜きのウクライナ地図を修正

米ニューヨークタイムズ紙は、記事に用いられていたクリミアを除いたウクライナ地図を修正したと発表した。

同紙が8日に発表した今週の記事の修正箇所リストにて判明した

発表には、「ウクライナのオリガルヒ(大富豪)の山岳リゾート建設計画に関する記事には、クリミアが分離された記事が使われていた。この地図は、2014年にロシアが併合した領域を破線にて示すべきであった」と書かれている。

本件は、同紙の4日付の記事で、カルパチア山脈の有名なスキー・リゾート「ブコヴェリ」と、コロモイシキー氏が新たに「スヴィドヴェツ」という類似のリゾートを建設するかもしれないという内容であった。

記事の中には、ウクライナの地図の画像が使用されており、ウクライナ領の示されるところは薄い色が使われていたが、クリミアには別の色が用いられていた。現在同記事内のウクライナ地図は修正されている。