クリミアにて行方不明のクリミア・タタール人男性が遺体で発見=活動家

被占領下クリミアにて2018年8月に行方不明となっていたクリミア・タタール人のエイナル・エユポフ氏が遺体で発見された。

16日、活動家のセイダメト・ムスタファイェフ氏がフェイスブック・アカウントにて伝えた

ムスタファイェフ氏は、「エイナル・エユポフ氏が発見された。しかし、残念ながら、明日、2019年9月17日、葬儀が行われる」と書き込んだ。

同氏は、エユポフ氏の遺体はバフチサライ地区の森の中で発見されたと伝えた。

同氏は、「見つけたのは、バフチサライ地区のザリスネでヤギの放牧をしていた女性だ。服だけがあり、骨は全部はなかった」と書き込んだ。

エユポフ氏は、2018年8月6日に行方不明になったことが伝えられていた。同日朝、家を出て職場に向かったが、午前11時から正午にかけて連絡が途絶えた。当時20歳。クリミア・タタール人市民は何度となく捜索をしていたが、今日まで発見できていなかった。

なお、被占領下クリミアで行方不明となったとされる人物は、現在までで17名おり、そのうち13名がクリミア・タタール民族代表者である。