ラッパーのアリョーナ・アリョーナ、「いじめ」を題材にした曲を発表

ウクライナの人気ラッパー、アリョーナ・アリョーナ(本名:アリョーナ・サウラネンコ)さんは、新曲「ブーリンフ」(いじめの意)のプロモーション動画を公開した。

9日に動画が発表されると、視聴数は数時間で10万を突破した。

なお、9月4日に発表されたユニセフの調査結果によれば、ウクライナの児童の約3分の1が、インターネット上でいじめの被害にあったと述べている。

また、約59%の児童が、同級生へのいじめを目的に情報交換をするオンライン上のグループの存在を知っていると答えた。

ウクライナでは、約半年前に、行政違反法典が改正され、学校でのいじめに関する罰金等が定められた。同時に、人権保護活動家たちは、現行法は対象が狭すぎ、いじめの全体を包括していない、例えば、インターネット上での追跡行為を防ぐことができないと指摘している。