人気ロックグループ「オケアン・エリジ」が大型コンサート開催 クリミア・タタール民族応援歌も披露

26日、キーウ(キエフ)市内の「エクスポツェントル」にて、スヴャトスラウ・ヴァカルチューク氏率いる人気ロックグループ「オケアン・エリジ」のコンサート「オケアンは沈黙しない」が開催され、数万人のファンが訪れた。

コンサートは、26日の「キーウの日」に合わせて開催された。

ヴァカルチューク氏は、以前「どこからでも見られるように、360度開けたステージを設置する」とし、「民主的なコンサートにする」と宣言していた。

またヴァカルチューク氏は、同コンサートの際、クリミア・タタール人たちのために捧げる曲を披露した。クリミア・タタール系テレビ局「ATR」が伝えた

ヴァカルチューク氏は、「私たち、ウクライナ人とクリミア・タタール人の運命は、非常に似ている。他者は、私たちをいつだって枠の中に押し込めようとしてきた。歴史上、他者は、私たちに私たちらしくあることを認めなかった。中央アジアに追放された(クリミア・タタール)民族全体に対して、非常に大きな敬意を抱いている。彼らは、祖国に戻り、引き続き自らの文化をつむいでいる。そして、今日、残念なことに、ロシアがまたもクリミアを併合した。私たちは、いかにして歴史が繰り返されるのかを目撃している。私は、クリミア・タタール人とウクライナ人が耐えられるよう、皆が一緒にいることができるよう、心から祈願する。なぜなら、一緒にあれば、必ず勝利し、必ず故郷に戻れ、素敵な国をともに作れるからだ」と述べた。

ヴァカルチューク氏は、「この曲は、共通の家族、クリミア・タタール人とウクライナ人とその他の民族がともに暮らす偉大な国をめぐる闘いのために歌う。私たちを屈させることは絶対にできない」と述べ、「君が苦しいとき(Коли тобі важко)」を歌った。

また、ヴァカルチューク氏は、クリミア・タタール民族追放・ジェノサイドから75年経過に合わせて行われた展示会「盗まれたクリミア 追放の歴史」を、ムスタファ・ジェミレフ同民族指導者とエミネ・ジャパロヴァ情報政策第一次官とともに会期最終日に訪れたことを伝えた。

本件につき、ジャパロヴァ情報政策第一次官は、自身のフェイスブック・アカウントにて「ヴァカルチューク氏がクリミア・タタール民族のための歌を歌い、連帯の言葉をかけてくれたことは、私たち皆にとってとても嬉しいことだった」とコメントした

写真:ダニール・シャムキン(ウクルインフォルム)、ジャパロヴァ情報政策第一次官、フェイスブック