キーウにて国際書籍フェスティバル開幕 5月26日まで

22日、第9回国際「本のアーセナル」フェスティバルがキーウ市内の大規模展示場「芸術アーセナル」にて開幕した。

本日午後3時に同フェスティバルが開始。同日午後6時には開会式が予定されている。開会式後には、「最高ブック・デザイン」コンテストの結果発表と、クリミア問題を扱うディスカッション「Qirim-Крим-Qrimea 団結させる半島」が予定されている。

同フェスティバルは、5月22日から26日まで開催。国内外の出版社による数千の書籍の展示販売、国内外の作家との対話、サイン会、プレゼンテーション、イラストレーターによる作品販売等が予定されている。

今年の「本のアーセナル」のテーマは、「価値と合意に基づく共存」。

今回、国際プログラムにおいてカナダが特別ステータスを得ており、今回初めてカナダの作家の最新の翻訳作品と作家の紹介が予定されている。「本のアーセナル」の紹介動画には、ヴァシチューク駐ウクライナ・カナダ大使も登場する。

国外からの参加者は、Meik Wiking (デンマーク)、Derek Brazell (英国)、Joe Davis (英国)、Martyna Bunda (ポーランド)、Chris Abani (米国)、Sofi Oksanen (フィンランド)、Barbara Cassin (フランス)、Grace Kennan (米国)、Adam Pomorsky (ポーランド)、Bohdan Zadura (ポーランド)、Edward Nawotka (米国)、Andreas Kappeler (オーストリア)、Alexandra Shulman (英国)、Ania Khromova (イスラエル)、Michael Kimmel (米国)、Iben Akerlie (ノルウェー)、Abir Mukherjee (英国)、Stanislav Komarek (チェコ) 等が発表されている。

会場:「芸銃アーセナル」

住所:キーウ市Lavrska通り10-12

期間:2019年5月22~26日

特設サイト:「本のアーセナル2019」