クリミアにて、第二次世界大戦時のクリミア・タタール人死者の追悼記念碑が何者かに破壊される

5月9日未明、被占領下にあるクリミア半島のセヴァストーポリ市オルリウカ地区にて、第二次世界大戦時に死亡したクリミア・タタール住民の名前が刻まれた追悼記念碑が、何者かに破壊された。

9日、フェイスブックの「クリミア・タタール」グループが報告した

報告には、「5月6日、ママシャイ(オルリウカ)にて、60年代に作られた、戦争英雄の記念碑が改修されていた。地元のクリミア・タタール人コミュニティの努力と資金により、花崗岩で二つのパネルが作られた。以前は、この記念碑には、6名の死者の名前しかなく、クリミア・タタール人の名前は入っていなかった。しかし、戦争では、多くのクリミア・タタール人が亡くなっていたため、新しく作られたパネルには、ママシャイ出身者の64名の死者の名前が刻まれていた。そのうち、57名はクリミア・タタール人であった。…5月9日未明、乱暴者により、このパネルが割られてしまった」と書かれている。

破壊が見つかったのは、9日朝のことだという。

写真:www.facebook.com/crimeantatars