リヴィウで19世紀の装束を着る市民のイベント「自転車の上のバチャール」開催

4日、西部のリヴィウ市で町の創立763周年記念を祝い、同市の19世紀中ごろから20世紀初頭までの時期に、「バチャール」と呼ばれる独特の文化を形成した人々の当時の服装を市民がまとうイベント「自転車の上のバチャール」を開催した。

ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

参加者たちが市中に出てくると、多くの観客が自転車と戦前のリヴィウで着られていたエレガントなバチャールたちの服装に見惚れた。

バチャールたちは、自転車にのって市内中心部の通りを走って回った。安全のために、一部通りはその他車両の通行が一時的に禁止されていた。

運営者によれば、このイベントは既に6年連続で行われており、毎年参加者が増えているとのこと。

5月4、5日は「リヴィウの日」に定められており、市内で各種イベントが実施された。リヴィウは、13世紀中期に、ダニーロ王によって建設された町である。