言語法の罰則適用開始は延期=文化・宗教問題委員長

最高会議のミコラ・クニャジツィキー文化・宗教問題委員会委員長は、本日採択された「ウクライナ語の国家語としての機能保障法」に関する説明を行った。

25日、クニャジツィキー委員長が議場演題にて発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

同委員長は、「私たちは、法律違反の行政責任適用を3年先延ばしにした。この期間に、全ての地域で、ウクライナ語学習センターが創設され、ウクライナ語教育サポート国家プログラムが開始される」と発言した。

同時に同委員長は、今回の法律は、民族マイノリティーの権利を軽視するものではなく、半年後には、「先住民・民族マイノリティーの言語保護法案」が採択される予定であると説明した。

さらに、同委員長は、今回の言語法は、国軍内のウクライナ語使用を定めているが、一方で「一切の制裁や行政罰則は適用されない。なぜなら、軍人は、既にウクライナ語を知っているし、ウクライナ語でコミュニケーションしているからである」と発言した。

これまでの報道にあるように、4月25日、最高会議は、「ウクライナ語の国家語としての機能保障」法案を採択している。