カザフスタンの2空港、ウクライナ首都の英語名をKievからKyivへ変更

カザフスタンの二つの国際空港「ヌルスルタン」と「アルマティ」は、ウクライナの首都キーウ(キエフ)の英語表記をKievから正式なKyivへと変更した。

11日、ウクライナ外務省がツイッター・アカウントで報告した。

ツイートには、「カザフスタンの二つの国際空港『ヌルスルタン・ナザルバエフ』と『アルマティ』の情報掲示板やウェブサイトの検索システム、それから航空券上の表記において、今後は、Kyivが使われていく」と伝えた。

これに先立ち、2018年、ウクライナ外務省は、外国の主要マスメディアに対して、ソーシャルメディアなどで、ウクライナの首都名を「Kiev」ではなく、ウクライナ政府が採用している表記「Kyiv」を使用するよう勧告するオンライン・キャンペーン「#CorrectUA」を展開していた。

なお、これまでにも、ロンドン、マンチェスター、ブダペスト、タリン、ワルシャワ、イスタンブル、ブカレスト、テルアビブ、ビルン(デンマーク)、バルセロナの空港がウクライナの英語での首都名をKievからKyivへ変更したことが伝えられている他、英国の一般紙ガーディアン(The Guardian)も同様にKyivを採用したことが報じられている