被占領下クリミアのサキ市で、占領をなげく匿名の手紙が市内看板に貼られる

被占領下クリミア南西部にあるサキ市にて、2014年のロシアによるクリミア占領、いわゆる「クリミアの春」をなげく匿名の手紙が市内の看板に貼りだされた。

30日、ツイッター利用者の「ワシリー・クリミア」さんが、新聞用看板に貼り付けられたこの手書きの手紙の写真を公開した。

ワシリーさんは、この写真の情報として、「クリミア、サキ市、市内中心部、2019年1月30日(私が撮った写真ではない。撮影者の情報は明かさない)」と投稿した。

この匿名の手紙には、「想像してごらんなさい、(編集注:EU諸国へビザなく渡航できる)査証免除があり、様々な国際プログラムがあり、高騰した価格もなく、言論の自由と表現の自由があるクリミアを。2014年の春よ、呪われろ!」と書かれている。