ロシア連邦保安庁、シンフェローポリのクリミア・タタール人宅を家宅捜索

被占領下クリミアのシンフェローポリ市にて、クリミア・タタール人のアリ・オスマノフ氏自宅にロシア連邦保安庁(FSB)が家宅捜索を行った。

14日、市民団体「クリミアの連帯」が伝えた。

家宅捜索後、オスマノフ氏は拘束されなかったとのこと。なお、FSB職員は、家宅捜索の根拠を「禁止される武器や爆発物を所有しているとの情報があった」と説明した。

家宅捜索後にコメントするオスマノフ氏。

「クリミアの連帯」は、オスマノフ氏について、同氏は過去2年間、拘置所で拘禁されている複数クリミア・タタール人に物品を届ける作業の調整係を行っており、ロシアのロストフ・ナ・ドヌー市で行われるクリミア住民の裁判にも傍聴に訪れている人物であると説明した。