ポロシェンコ大統領は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の一部主教と面会していた:報道

ポロシェンコ大統領は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の一部主教と面会を実施していた。

13日、BBCウクライナ語版が報じた。

報道には、「面会は、『ウクライナの家』で非公開で行われた。面会には、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の主教が少なくとも3人はいた。建物の周辺は、国家警護隊が警備していた」と書かれている。

また、ロスティスラウ・パウレンコ国家戦略研究所所長は、面会後に記者に対して、同面会には(ウクライナ正教会の)統一を支持する(ウクライナ正教会モスクワ聖庁の)代表者が出席していたと説明したとのこと。

また、同所長は、面会時には様々なテーマが協議され、ポロシェンコ大統領はコンスタンティノープル総主教との協議についても述べたと指摘した。

パウレンコ所長は、「ウクライナ正教会モスクワ聖庁からかなりの数の聖職者が統一された独立正教会の創設を支持している」と発言した。

これまでの情報では、11月13日、「ウクライナの家」では、ポロシェンコ大統領とウクライナ正教会モスクワ聖庁主教との会談が行われるはずだったが、予定された時間になってもこの会談は開始されなかった。

その代わり、ウクライナ正教会モスクワ聖庁の主教達は、キーウ(キエフ)・ペチェルシク大修道院にて、主教会議を開催していた。